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区別しにくい

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二本柱で回復へ

うつ病は精神障害の中でも気分障害の一種で、訴える症状が人によって異なります。何を基準に区分するかにもよりますが、さまざまなタイプが存在します。一般的なのは、単極性タイプです。いわゆるうつ状態が一回あるいは繰り返し起こるタイプです。気分の落ち込みが激しく活動量の低下がみられます。治療は薬物療養が中心です。そして、もう一つが双極性タイプです。これはうつと躁状態を繰り返すもので、一年に四回以上繰り返すものもラピッドサイクラー、予測不能だが軽度の状態で移り変わっていくものをサイクロミニアといいます。また、この二種に属さないものを新型あるいは非定型タイプといいます。持続性抑うつ障害ともいわれ、単極性と同じようにうつ状態を繰り返すタイプですが軽度です。しかし、症状は真逆で食欲増進や体重の増加、過眠などがみられます。動くことが辛いと感じるのは一緒ですが、楽しいことや望ましいことに対しては、気分が一時的に明るくなります。そのため、軽度の躁状態との見分けが難しく治療が長引きやすいです。うつ病の治療のベースは薬物治療です。脳内の中枢神経に作用する薬剤を用いて精神機能に作用させ症状を改善させます。効き方には個人差があるため決して自分勝手に服用するのではなく、医師の指示をしっかり守って飲み続けることが重要です。この薬物治療と二本柱になるのが、心理教育です。そもそも、うつ病と診断されても自分が病気であると認識していない人も多いです。そのため、それを認めることからスタートし、専門家やカウンセラーによって、どんな病気でどうして罹患してしまったのかなど正しく理解するための教育、指導がなされます。そして、薬により症状がある程度改善されると、血流をよくするための運動療法や食生活を見直す栄養療法などが取り入れられることもあります。加えて、考え方のクセをなおす認知行動療法そのものや、その考え方に基づいた精神療法によって、うつになりやすい思考パターンを改善していくなど医療機関により様々です。季節性のものであれば光療法などの治療も有効になります。